フルートやオカリナなどを始めて間もない方や、呼吸法を見直したい方に
今すぐ使える楽器を使わずにできるブレスの練習をお教えします!
ご協力頂いたのは、サークル音楽教室フルート講師の深江先生です!
方法は2つありますが・・・その前に、呼吸に関して意識するべきことをお伝えします!
力の入れすぎに注意
初心者は特に息を吸うときに、肩があがってしまいがちなので、体全体の力を抜いて
リラックスした状態で行いましょう。
息は一定のスピードで
息を吐き出す時は、はっきりと音が聞こえるくらいのスピードで、それを維持するようにしましょう。
また、そのために息を吸う量も大事になってきます。
この時、形も一定でストローを通したように、分散しないようにします。
これらを踏まえて、以下の2つの練習をします。
ブレスコントロールその1
4カウント(4拍子)で、3つ目に息を吐いて、4つ目に息を吸ってから、出来るだけ息を吐き続ける、という方法です。
息の吐き方は、息を前歯の裏に当てるように、ス―――――と音がするように吐き出します
おなかの意識
この時、3でしっかりと吐き出して、4でしっかりと吸い込むことを意識しましょう。
普段呼吸をするときはあまり意識しませんが、吸うときはお腹を膨らませる腹式呼吸で行います(厳密には違いますが)。
喉を開く
また、喉をしっかりと開いて行います。
喉が開く、というのがわからない方は、口を開けた状態で息を吸ったり吐いたりすると、喉に息が当たって冷たくなるのが感じられると思います。
3でその状態にして、4でその状態をキープしたまま口を閉じて息を吐き続けます。
大事なこと
この練習は、口の形以上にお腹をつかった息のコントロールで吸って吐いてをすることが大事です。
息を出すときに、浮き輪に圧力がかかって空気が抜けるように、お腹に圧力が掛かって息が出ている状態が良いです。
ブレスコントロールその2
続いては3カウントで行います。
1つを吸って、2つを吐く、これを繰り返します。
2つ分のカウントで息を全てを吐き出すようにしましょう。
この時も、先ほど同様にお腹を意識してしっかり吸ってしっかり吐きます。
この練習では特に、息を吸うとき肩に力を入れてしまいがちなので気を付けましょう。
お腹の意識も忘れずに!!
まとめ
以上が、呼吸法に関する練習になります。
特に最初は、お腹をしっかり使って呼吸することに慣れていないと思います。
フルートだけでなく、管楽器全般に役立つのでしっかりと練習して、正しい呼吸法を身に付けましょう!
管楽器は息が吸えないことには始まらないので、まずしっかり吐いてしっかり吸う。
ということを覚えましょう。
続いて、フルートの口の形の作り方に関して、こちらも楽器を使わずに出来る確認方法なので、気になる方は是非チェックしてみてください!
レッスンのご紹介
神戸の音楽教室、サークル音楽教室ではフルートのレッスンを行っています。
お近くにお住まいの方で、興味がある方は上記の「レッスンのご紹介」からレッスンに関しての情報を見ることができるので、是非ご覧ください!