神戸市灘区の音楽教室「サークル音楽教室」から音楽を発信しています!スタッフのきゃなです!
サークル音楽教室の子供のピアノレッスンは大人気!
サークル音楽教室では子どものピアノレッスンが大変好評をいただいております。
中でも、自作のさまざまな小道具を駆使して、レッスンをされている真鍋篤子先生のレッスンは子どもたちのハートをガッツリ掴んでおります。
真鍋先生のレッスンへの取り組みについては、こちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、まだお読みでない方はぜひご一読ください。
→「子供がピアノを好きになる!神戸市灘駅前のサークル音楽教室」
今日は真鍋先生のピアノと共に歩んできた人生をインタビューさせていただきました!
暗い話もたくさんしてしまうかもしれませんが…
と、前置きをいただきましたが、いろいろな経験をされてこられたからこそ、今の真鍋先生があるんだと思うと、とても感慨深いものがありました。
私が感じた感動を、少しでも文章でお伝えできれば幸いです。
真鍋先生とピアノの出会いは子供の頃
真鍋篤子先生のピアノとの出会いは4才の頃、お兄様が通われていたバイオリン教室に、ピアノのコースもあったことから、ピアノのレッスンを受け始めたと言います。
そこでのレッスンはあまり長い期間は受けなかったそうなのですが、その教室をやめてからも、真鍋先生のお母様が音楽教育に熱心だったこともあり、桐朋学園のピアノの先生のレッスンを受け始めたといいます。
子供の頃、憧れのピアノの先生と出会う
5才の時に習っていた先生が、今でも憧れの先生です。
とても綺麗な先生で、ピアニストとしても、女性としても憧れの先生でした。
先生が発表会で金色の靴を履いておられたのが印象的で、その影響か、今でも金色の靴が大好きです。
とお話ししてくださった真鍋先生。
子ども心ながらにとても印象に残っているんですね!
真鍋先生はその頃、横浜から明石に引っ越しをして、幼稚園も変わり、とても心細い思いをされていたそうです。
その中での素敵なピアノの先生との出会いが、真鍋先生の心の支えになっていたのでしょうね。
長いピアノ人生の中で、真鍋先生はさまざまなピアノ講師に師事されてきたと言います。
インタビューの中で真鍋先生が繰り返し強調されていたのは、
「先生ひとつでどうとでも変わる」ということです。
良い先生との出会いでピアノが大好きにもなるし、合わない先生とだったら、ピアノが苦行にもなりえるということです。
ソルフェージュの先生は真鍋先生の恩師
5才の頃から3年間ピアノを習っていた先生の他にもう一人、真鍋先生のピアノ人生に欠かせないキーパーソンがもう一人いらっしゃいます。
大学の受験対策のためにソルフェージュを教えて下さった先生です。
その時の先生は、それはもう、愛情深く熱心に教えてくださいました。
私は引っ込み思案で、普段、先生方とあまりコミュニケーションが取れないタイプだったのですが、そのソルフェージュの先生とはたくさんお話ができました。
大学受験も、演奏の試験はボロボロだったんですが、ソルフェージュは100点近く取れました。
そのおかげでなんとか合格できたので、先生には感謝しています。
この時の経験が、今の真鍋先生のピアノレッスンに大きく影響を与えていると言います。
ピアノのことだけじゃなく、人間的な面でどう接するかをすごく大事にしたいです。
ピアノを習われる方は、さまざまな方がおられます。
音大を目指される方以外にも、お子さん、趣味でされる方、それぞれが何で困ってるかを汲み取ってあげられるレッスンがしたいと思っています。
音楽大学卒業後はいったんピアノを離れた真鍋先生
さまざまなピアノ講師に師事されてきた真鍋先生、素敵な先生との出会いもあれば、中には合わない先生もいたと言います。
ピアノの技術も大事だけど、人間性の大事さを考えさせられる大学時代だったと言います。
いろいろな経験をされてきた真鍋先生は大学卒業後、すぐにピアノを教えようとは思えなかったと言います。
「先生ひとつでどうとでも変わる」という思いから、自分がピアノ講師をやる自信がなかったと言います。
ピアノで稼ぐ方法はいろいろあるけれど、行動力、コミュニケーション能力もなかった若い頃、教えることに対しても疑問がありました。
そこでいったんピアノと関係のない仕事に就くことに決めました。
音楽大学を出て、音楽と関係のない仕事に就くなんて、超例外的な存在で、周りから白い目で見られることもありました。
真鍋先生は、英会話教室のマネージャー、病院勤務の経験など、音楽業界以外での社会経験も豊富です。
ピアノだけと向き合っていたら身に付かなかったであろう、コミュニケーション能力が磨かれたように思います。
音楽以外での社会経験も、真鍋先生のレッスンに活かされていると言います。
たとえば、真鍋先生の相棒のパペットじるべーるくんは英会話教室のマネージャをしていた頃、英語の先生方がパペットの相棒を使ってレッスンしているのを見て、インスピレーションをもらったそうです。
サークル音楽教室でピアノ講師をしてくださっている真鍋先生
いったんピアノから離れて、就職の道を選んだ真鍋先生。
社会経験は、楽しいことも、学びもたくさんあったものの、嫌いでピアノをやめられたわけではなかったので、ピアノと離れることは苦しかったと言います。
ピアノから離れて、心が、魂が、失われていました。
と、お話しして下さった真鍋先生。
ピアノへの熱い思いがひしひしと伝わってきます。
紆余曲折を経て、現在はサークル音楽教室でピアノ講師をしてくださっている真鍋先生。
サークル音楽教室での時間をすごく大切に思って下さっているのを感じられて、スタッフとしても大変嬉しく思います。
今ではいろんな道のりがあってよかったと思っています。
サークル音楽教室では個性を認めていただけるのが嬉しいです。
人生の総まとめに入ったんじゃないかと思うくらい今が幸せです。
となんとも嬉しいコメントをいただけました!
でも真鍋先生には、まだまだこれからサークル音楽教室で活躍していただきたいので、まだ総まとめには入らないでいただきたいです(笑)
子供のピアノを好きな気持ちを大切にレッスン
今回、真鍋篤子先生のお話を聞いて、素敵な先生との出会いはピアノ人生に大きな影響を与えるということが再確認できました。
ピアノレッスンが辛くなってしまった時のアドバイスはありますか?という質問を真鍋先生にぶつけてみました。
もし許されるなら、一回ピアノから離れてみるのもいいと思います。
違う楽器をしてみるとか。
映画を見るとか、美術館に行くとか、ダンスとか、違う形で感性にアプローチするのがいいと思います。
続けるばっかりが道ではないと思います。
いろいろな経験をされてきた真鍋先生の言葉には説得力がありますね。
楽しい感情だけじゃなく、負の感情もどしっと受け止めてくださる包容力が真鍋先生にはあります。
子供のピアノを好きな気持ちを大切にしてあげたいです。
ピアノレッスンをはじめられるお子さんはご自身じゃなく、お母さんの夢である場合も多いです。
私の場合も、もともとピアノは私の夢というより、母の夢でした。
ピアノを続けるのが苦しくなった時に、責めるのではなく、自分という存在がその子の助けになってあげられるといいなと思います。
「気分が乗らない時は、ピアノは弾かなくて良いから、私に会いに来てよ!話しに来てよ!」と伝えたいです。
まっすぐにピアノと向き合うだけの人生ではなかったからこそ、真鍋先生が得た答えがあるように思います。
確かなピアノの技術もそうですが、何より、真鍋先生の人間的な魅力があるからこそ愛される先生です。
ぜひ、真鍋篤子先生のピアノレッスンを体験しに、ぜひ一度、神戸市JR灘駅前のサークル音楽教室にお越しください!