リトミックについて知りたい!という方に、簡単な説明だけでなく、実際に当音楽教室で行っている授業例や
実際に通ってもらったお子さんにどのような効果があるとされているか
リトミック講師の足立 安紀子(あだち あきこ)先生ご協力の元、ご紹介いたします!
リトミックとは
一言でリトミックを表すと、「音楽を用いた子どもの情操教育」といった風に思われる方が多いかもしれませんが
実際は音楽以外も使いますし、子どもでなくてもリトミックは受けて効果があるとされています。
ですので、実際の授業を紹介しつつリトミックの具体的なイメージを掴んでください!
また、これから紹介するのはほんの一部分です。実際は多種多様なものが、それぞれ先生自身の手が加えられ、アレンジされている場合もあるので、あくまで参考程度にしていただけると幸いです。
音楽の授業
1,2歳は手や体を使って拍子間やリズムを取ります。
3歳からはリズム譜が出てきます。
4歳からリズムカード、ドレミ、五線譜で玉を並べてドレミファソを作る、といった難しい内容になり、手と足で別々のリズムをとったりします。
具体例
足は象さんのリズム(2分音符)、手はウサギさんのリズム(4分音符)で足踏み、手拍子をする、次はそれを逆でする。
先生から
リトミックを終えて、ピアノのレッスンを受けられる生徒様もいらっしゃいます。
やはり、音符・拍子感・リズム感・音感はずっとやってきたものなので、良くわかっています。
中には、リトミックでよく歌を歌うことから、歌詞のないピアノ曲に違和感を覚えて、自分で歌詞をつけるといった子が何人か見受けられて、驚きました。
絵の授業
絵はおさんぽノートという教材で、1歳は紙をビリビリ破って指を使い、2歳はシール、3歳はシールを使いつつ、丸などを書いて絵っぽくなるようなノートを作ります。
4歳は五線譜を使って音符のハンコを押すなど、音楽的になり5歳には鉛筆だけで白紙からドレミを書くなど、勉強みたいなことをします。
モンテッソーリ教育を取り入れているので、丸や四角等の図形から何かに見立てて書くことをして、フリーハンドで絵を描くというのはあまりないです。
ひらがな・数字の授業
数字は2歳から取り入れ、4歳から書けるようにします。
拍子を数える、というのに数字を教えます。
ひらがなは、モンテッソーリ教育を取り入れて、想像力を働かせて「あ」から「あり」というように文字と何かを結びつける方法をとっています。
5歳になると、あ~んまで書く練習をします。
先生から
字を書くことに苦手意識を持つ子もいるので、そういう子のために楽しく歌に絡ませることで遊びとして認識してもらいながら、苦手を感じることなく取り組んでもらえるようにしています。
リトミックは、あらかじめ授業の流れを決めておいてから、それぞれ苦手に感じてしまう子がそう感じることのないように、先生の工夫で自然とすんなり取り組めるようにしています。
先ほどの例だと、あいうえおの歌で事前に楽しく歌ってから、という風にしています。
まとめ
以上のように、リトミックの授業の一部分をご説明しましたが、どの授業もそれぞれにねらいがあるとわかりましたか?
何度か出てきたモンテッソーリ教育というのもその一つで、連想させることで想像力を鍛えます。
このように、リトミックはただ単に「音楽」「ひらがな」というように独立した授業ではなく、複雑に絡まって構成されています。
リトミックの先生は、これらの要素を含ませながら、何よりも子どもが楽しむ授業を行う必要があります。
そのため、最初に授業の流れを決めて苦手意識をなくして遊びとして認識できる授業展開にされているそうです。
では、これらの授業が実際に効果があるのか疑問に思われると思います。
先生の話を参考に、リトミックの効果について「リトミックの効果・子供の反応」の記事にまとめたので、是非ご覧ください!
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