赤ちゃんからでも始められる!音楽教室のリトミック

みなさん、リトミックについてどの程度ご存じでしょうか?

今回は、リトミック研究センターの認定教室であるサークル音楽教室が、

簡単なリトミックのQ&Aをご紹介いたします!

リトミック

Q.リトミックって何ですか?

音楽と身体を使った“子どもの能力開発”教育です。見て、聴いて、感じたことを、考えて表現する、幼児の感覚、頭脳、身体をひとつにする教育です。これを通して、言葉や数(知育)、音やリズム(音感)、自立心(情操)がしっかりはぐくまれます。自分をしっかり持って、自分をしっかり表現できることは海外との交流が日常的になるこれからの日本人にとって大切なことだと思います。

 

Q.リトミック教育の目標は?

・情操教育(心の教育、人間教育、自立心など)

・音感教育(音感、リズム感、拍子感、音楽の楽しさなど音楽の基礎)

・知育教育(言語、数、感覚)

がリトミック教育の“ねらい”です。

 

Q.お母さん(保護者)もやるのですか?

1~3歳は、お母さん(保護者)といっしょにするカリキュラムがあります。

①レッスンでは、まず先生やお母さんが見本を示します。

2、3歳の時期は、“模倣期”といわれるように、とてもまねっこが好きで、じょうずです。先生、お母さん、お友だち、お友だちのお母さんなど、みんなの真似をして、吸い取り紙のように吸収して自分のものにしていきます。

②お母さんが、他のお子さんといっしょにすることもあります。

つい、自分の子どもだと厳しすぎたり、あますぎたりしてしまいますが、他のお子さんといっしょにすることで、自分のお子さんを客観的に見て、暖かく接することができるようになります。

③ご自宅ではお母さんが先生です。

お母さんも、レッスンに参加していただいて、レッスンの内容を確認してください。ご自宅では、お母さんまたはお子さんが先生になって、レッスンの予習、復習することでお子さんの理解が深まります。また、お子さんとのコミュニケーションも高まります。

 

Q.下の子がいるので、子どもといっしょにできないのですが。

1~3歳のお子さんの場合は、そういうケースが多いですね。カリキュラムの中には、お母さんといっしょにするテーマもありますが、その部分は先生が配慮しながらレッスンを進めます。この場合は、受付か担当の先生に事情をお話ください。

 

Q.レッスンは何人くらいでしますか?

6~8人くらいのグループです。小人数なので充分に目の行き届いた指導ができます。

 

Q.体操と違う点は?

リトミックは「五感で感じたことを」を「頭でよく考えて」、「体全体で表現する」心身一体の教育です。リトミックはとくに「思考する」要素が、ゲーム的に盛り込まれており、筋肉作用だけでなく、脳作用も活発に使います。

 

Q.お遊戯と違う点は?

お遊戯は決められた振付けを何回も練習します。リトミックは、自分が感じたこと、考えたことを即時に自己表現していきます。

 

Q.教材はどのように使うのですか?

「こどものためのリトミック」では、子どもの能力開発をめざして、イメージし創造する力を養うために、リズム教材のほか知育教材を導入しています。教室でもクラフト教材を制作することなどの作業を行いますが、半分はご自宅でお母さんが先生になって作ります。そして翌週、教室でその作品をリトミック的(身体動作をともなって)に使ってレッスンを進めます。

リトミックについて

Q.個人のリトミックもあるのですか?

リトミックはグループが基本ですが、同じ年齢、同じ進度のお子さんがいない場合は、個人でも対応しています。リトミックのレッスンでは、社会性、協調性をはぐくむとともに、集団のなかでの自己表現、子どもたち同士の触発など、グループレッスンの方がメリットは大きいのです。教室では、グループレッスンの長所を生かして、小人数制をとっています。6歳以上のレッスンは、それまでのものを基礎に、今度は子どもたちの個性をより育てるために、それぞれにあった個人レッスンまたはグループレッスンを選択できるようになっています。

 

Q.1~3歳児と4・5歳児の内容の違いは?

低年齢の子どもたちは、できたことを繰り返しすることを好みます。そして、とてもよく集中します。ただ、ひとつのことに長くは集中することはできません。4・5歳児は、同じことの繰り返しを嫌います。たとえば、1~3歳児は、「先生、あれまたやって!」と言いますが、4・5歳児は、「先生、またあれやるの!」と言います。そこで、4・5歳児では、段階式のカリキュラム(今週はレッスン1、来週はレッスン2・・・)を採用し、1~3歳児では、らせん式のカリキュラム(今月は項目1~10、翌月は項目6~15と1~5の応用・・・)を採用しています。

 

Q.2歳ですが、4月生まれなので、1歳上のコースに入れたいのですが。

幼稚園や学校でも4月2日生まれから翌年の4月1日までに生まれたお子さんは同じクラスです。この教室でも、学齢制をとっており、クラスの皆がそろって年長になったり、小学校にあがるようにしています。また、リトミックレッスンでは、「グループの中で自分を生かしながら、協調して生きていく(自己表現して)」“自立”ということなど、情操(人間)教育面も重要な課題です。これから学校に行くお友達のなかで、リーダーシップのとれる人格を育てるという風に考えた方がよいのではないでしょうか。

 

Q.3月生まれなので、ついていけるか心配です。

幼稚園にいけば、前年の4月生まれのお友達ともいっしょになるのですから、最初は少し大変かもしれませんが、今から少しずつなれることも必要ですね。レッスンは6~8人の小グループですから、一人一人のお子さんに行き届いた指導ができます。

 

Q.幼稚園に通い始めてもリトミックを続けた方がいいですか。

子どもたちは幼稚園に通ったり、様々な場所に出かけていく機会が増えたりすることによって、創造力も豊かになってきます。またこの時期、身体能力もぐんぐん発達し、表現能力も幅広いものになってきます。子どもたちの経験が、よりレッスンに幅を持たせ、レッスンで経験したことが日常を豊かにしてくれるのです。

保育士のための音楽

Q.体験レッスンであまりなじみませんでした。(体験後のキャンセル理由)

そうですね。初めてのところに来て、新しいお友達がたくさんいたから、びっくりしたんでしょう。お子さんは、慣れてくるとまったく反応が違います。私の経験でも、それが1日で変わったり、1か月から3か月かかる場合もありますが、その後は他のお子さんとまったく変わりなく楽しくできるようになっています。“お子さんができるようになるまで見守ってあげる”という、保護者の方の忍耐力も子育てには大切なことです。

 

Q.Y社の教室ではピアノではなくて、CDを使っているのですが。

リトミックでは、その時その時の状況に応じた即時的な反応を重視しています。したがって、いつも同じ演奏を繰り返すCDでは、お遊戯と同様、いつも同じ反応しか現れません。リトミック研究センターでは、子どもたちの動きを見ながらつねに最適な刺激を与えることのできる先生の演奏を主体としています。

 

以上が、リトミック研究センターでも紹介されている、公式のQ&Aになります。

また、ここサークル音楽教室ではリトミックから続けて、ピアノのレッスンを始める生徒様もいらっしゃるので、

リトミックを始点として音楽教育も可能です!興味を持った方は、神戸市灘区のサークル音楽教室まで、是非足を運んでください!

お待ちしております!

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