神戸のピアノ教室　ピアノを通して心を育む！！　

神戸市灘区のサークル音楽教室から本日も音楽を発信します！スタッフの川向です。

先日の1月17日に阪神淡路大震災から丁度、28年が経ちました。私はまだ生まれていなかったのですが、

学校の授業や家族、知り合いの方々の話から、いかにそれが悲惨なものだったか聞いてきました。

こちらの楽曲「しあわせ運べるように」は、当時の神戸市の小学校教諭が震災の2週間後に作詞作曲された曲で

神戸市の学生なら知らない人はいないほどの定番の合唱曲になっています。

この曲を聴くと、年代問わず神戸市民の方なら、震災の事を思い出される方が多いのかと思います。私のように震災を経験していない世代や、あまり実感のない方々も、時間が経って震災の怖さが薄れていく中で、音楽でもう一度考え直す機会ができるというのは、とても良いことだなと思います。それも一つ音楽の力というか、大きな魅力だなと思います！！

しあわせ運べるように – 佐野多由子先生ver

こちらはサークル音楽教室の人気講師、佐野多由子先生に「しあわせ運べるように」をアレンジして演奏して頂いた動画です！

通常バージョンは何度も聞いてきたのですが、この佐野先生によるアレンジは少しジャズっぽくておしゃれな響きが気持ち良すぎる演奏です。。。

震災の思いが込められた楽曲ですが、演奏する方の解釈が加わると、また全然違う感情が伝わってくるのが音楽の素晴らしい力ですね~！！

ピアノを習うと人間力が豊かになる！

感情を感じ取る力を育む！

歌を聞くと歌詞によらず、楽しい、悲しい、不気味など様々な感情を感じるように、音一つ一つに特徴的な色があります。そういった音を感じ取る力は、先天的なものではなく、子供の時から日常的に音楽を聴いて奏でていくことで育まれるものだと思います。逆に大人になってから、音の感情をより正確に読み取れるようになるのには、とてつもない努力と時間を要するのかなと感じています。

表現力を育む！

音楽の感情を理解し始めると、次にいかにその感情を他人に伝えるかをピアノを通して学ぶことができます。ピアノで音楽という感情を表現することは、例えば、ここは楽しく明るい音を出すために、大きくリズミカルに弾こう！だとか、悲しく落ちついた音を出すために、小さく優しく弾こう！など、理由に基づいた様々な表現の方法を模索することができます。それは音楽以外でも、言葉の伝え方や、態度の表し方などにも繋がってくるのではないかなと感じています。自身が感じたことを自由に、だけども相手の感情を意識して、表現する力は、大人になっても生きていれば大切な場面がたくさんあると思います。

想像力を育む！

想像力というものは、何かいきなり降って沸いてくるものではなく、何か自分の経験や理想に基づいて、派生していくものではないかなと思っています。そんな中、ピアノという自分を表すツールを通して、感性や表現力を高めれば、想像力が培われていくのではないでしょうか。音楽の様々なストーリーに想いを馳せたり、感情をピアノを通して表現していくことを繰り返すうちに、子供達は、どんどん自らこんな音を鳴らしたい！だとか音楽にとどまらず、こんなことがしたい！やりたい！と元気よく話しているのを、サークル音楽教室でも見受けられます。