音楽教室に初めて通う場合、気をつけることはマナーです。
当教室では厳しくはありませんが、「あまり気にしなくてもいいのでは?」という風に考えていると、
他の音楽教室に通う際、思わぬところで恥をかいてしまうことになるかもしれません。
この記事では、音楽教室のマナーについて解説をします。
また、初めて音楽教室へ通うという方が迷う【教室の選び方】についても解説をしていますので、
合わせてご覧ください。
音楽教室に初めて通うときに気をつけること
まずは、「マナーを守りたい」という気持ちを持つことが大切です。
音楽教室でのマナーには、どのようなものがあるのでしょうか?
ピアノ教室のマナーについて
ここでは、ピアノ教室を例にしてマナーを紹介します。
ピアノ教室では、礼儀やマナーは大切な注意事項です。以下の項目を順に紹介していきます。
- 入室時や挨拶について
- 身なりについて
- 忘れものについて
- 休む際のマナーについて
まず、「よろしくお願いします」と挨拶をして教室へ入室しましょう。
楽器を習う場合、入室時の挨拶だけでありません。
いよいよレッスンが始まるというときに、立ち止まって講師と向き合いもう一度挨拶をします。
音楽教室の中には、スリッパを着用する教室があります。
清潔な状態を保つために、靴下を履くようにしましょう。ピアノを習う場合、爪を切る必要があります。
ピアノを弾くときに爪が長いと、思うように鍵盤を弾けません。
ピアノ教室へ通って日々練習をしているのであれば、日ごろから爪は切りそろえるのがいいでしょう。
そして、忘れものに気をつけましょう。家で練習をするのであれば、楽譜を持参します。
ピアノでは楽譜を数種類用いるときがありますが、どれか1種類の楽譜を忘れてしまう可能性もあるでしょう。
そうではなくても、楽譜を自宅のピアノの上に置き忘れてしまうこともあります。
忘れものが多いと、やる気の無さが伝わってしまうこともあります。
もし、レッスンを休むことになった場合は事前に連絡を入れましょう。
レッスンが開始する時間ギリギリに連絡をしたり、
レッスンが開始してから連絡を入れたりすることは避けましょう。
「マナーをきちんと守りたい」という気持ちを持って講師と接すれば、それだけで講師にその気持ちが伝わります。
ですから、まず「マナーを守ろう」と意識することも大切です。
保護者が気をつけるべきマナー
ここからは、受講者の保護者さんが気をつけるべきマナーを紹介します。
保護者同伴でレッスンを行う場合、保護者さんは中心になって話をしないことです。
レッスンでは、あくまで講師と生徒である子どもがメインです。
保護者という立場上、子どものレッスンに横から口を出したくなる方も多くいらっしゃることと思います。
しかし、前述の通りあくまでメインは講師と受講者の生徒であるということを忘れないようにしましょう。
音楽教室では、早すぎる入室は避けましょう。10分前、または15分前というのは早いです。
【生徒の到着が早すぎると、講師の準備が整っていない】ということが理由です。
普通の訪問では【時間ぴったり】もしくは【1、2分程度遅れて入室する】というのがちょうどいいといわれています。
ピアノ教室の場合、本来は開始間近である【2、3分前】の入室がいいでしょう。早すぎる入室にはお気をつけください。
これには、前にレッスンを受けていた生徒との入れ替わりをスムーズに行うようにするため、という意味合いも含みます。
しかし、数分単位で動くことは難しい場合もあるでしょう。ですから、【5分前】を目安に入室をします。
音楽教室の選び方
ここからは、音楽教室へ通うことが初めてだという方に向けて音楽教室の選び方を解説します。
音楽教室について
音楽教室へ通うからには、長く続けたいと考えている方も多くいらっしゃることと思います。
大人の方が音楽教室のレッスンに通う場合は、駅や職場からのアクセスについても考えましょう。
教室のウェブサイトでレッスン時間や曜日などを確認した際に、アクセス方法も忘れずに確認をします。
なぜなら、アクセスが悪ければ楽器を持ち運びながら通うことは億劫になるからです。
そのため、音楽教室が駅から近ければ通いやすさが格段に上がります。
そして、音楽教室を選ぶときは複数の音楽教室を体験して決めることがおすすめです。
無料体験を実施している教室や、1,000円程度でレッスンが体験できる音楽教室は多くあります。
1ヶ所の音楽教室へ行って決めるのではなく、複数の音楽教室を体験して教室の雰囲気を確認したり、
講師と合うかどうかを確認したりして決めましょう。
音楽教室の講師について
ここからは、音楽教室の講師について解説をします。
楽器を習うのであれば、「演奏が上手な講師から習いたい」と思う方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、ここで確認をするべき点は【演奏が上手だからといって指導が上手だとは限らない】ということです。
音楽教室の場合は、講師の指導に疑問を持ちながら通い、辞めてしまうというケースも少なくはありません。
生徒のやる気をなくしてしまう講師の特徴には、どのような例があるのでしょうか。
それは、上手に楽器を弾けない人の気持ちが分からない、生徒の視点に立てない講師です。
講師自身の演奏レベルが高いゆえに、できない人の視点に立てないことがあります。
生徒の中には、大人になってから楽器を始めたという方もいらっしゃいます。
このような方は、音楽や楽器について何も分かりません。
そこへ、ミスの無い動きを要求された上で、専門用語での解説をすれば生徒の緊張感も高まることでしょう。
緊張感が高まれば、楽器の演奏自体を楽しめなくなってしまいます。
講師も生徒の分からない部分が不明なため、焦りを感じます。
互いに緊張感が増して心に壁ができてしまい、レッスンがスムーズに進まなくなってしまいます。
もちろん、講師に演奏の技術があるということも大切なポイントです。
しかし、講師との相性を考えることも音楽教室選びでは大事な点です。
まとめ
音楽教室へ初めて通うときは、考えることが多くあるために億劫に感じる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、試行錯誤をして選んだ音楽教室だからこそ、通い続けることができるということもあります。
「サークル音楽」では、お子さま向けのレッスンから大人の方向けのレッスンまで幅広く対応しており、
JR灘駅から徒歩3分の場所にあります。
生徒さん1人1人の立場に立って指導をさせて頂きますので、まずは無料体験レッスンへお越しください。