大人のピアノ初心者がぶつかる課題と対策！楽しくレッスンを続ける心得｜神戸市灘区のサークル音楽教室

①時間の制約:
大人は仕事や家事などの責任があるため、練習時間の確保が難しくなります。子供と比べて自由に使える時間が限られています。

②基礎の習得に時間がかかる:
子供の頃から始めた場合と比べて、音感やリズム感などの基礎的な能力の習得に時間がかかる傾向があります。

③身体の柔軟性:
大人は子供に比べて身体の柔軟性が低下しているため、正しい姿勢や指の動きを習得するのに時間がかかることがあります。

④モチベーションの維持:
子供の場合は親や先生の指導で練習を続けられますが、大人は自分でモチベーションを維持する必要があります。

⑤完璧主義の傾向:
大人は自分の演奏に対して厳しくなりがちで、小さな間違いにも過度にこだわってしまうことがあります。

⑥心理的なプレッシャー:
「大人になってからでは遅い」という固定観念や、周囲の目を気にしてしまうことがあります。

⑦目標設定の難しさ:
子供のように長期的な目標を立てにくく、短期的な成果を求めがちです。

⑧練習の効率性:
仕事などで疲れている状態で練習するため、効率的な練習が難しいことがあります。

こんなにも課題を並べられると、やる気がなくなってしまいますね！笑

でも、安心してください！

大人のピアノ初心者の課題は大きく分けて「身体的な課題」と「精神的な課題」に分けられます。

大人のピアノ初心者の「身体的な課題」

大人のピアノ初心者の「身体的な課題」は、指の柔軟性や身体の硬さから来る姿勢の取りにくさ、指の独立した動きの難しさが挙げられます。

これに対しては、ストレッチや基礎練習を取り入れて身体の柔軟性を高め、正しい姿勢と指の動きに慣れることが効果的です。

福島聖子先生のレッスンは、アレクサンダー・テクニーク*やピアノ解剖学の知識を活かし、体の使い方について専門的なアプローチを取り入れたレッスンに定評があります。

*アレクサンダー・テクニークは、自分の身体の使い方に対する意識を高め、より自然で効率的な動きを取り戻すことを目的とした実践的な学習方法です。

「指が動かない」という悩みをよく耳にしますが、実は、この悩みの原因は年代や体格によって、異なる傾向にあるそうで、福島先生は生徒一人ひとりの原因を突き止め、それに応じた解決法を提案してくれます。

それについて福島先生に詳しくお聞きしたインタビュー記事はこちらのリンクからお読みいただけますので、ぜひご覧ください。

→大人の初心者にこそおすすめしたいポピュラーピアノレッスン

続いて、「精神的な課題」ですが、音楽に携わる中で、個人的には、この問題の方が、身体的な問題よりも随分と厄介だと感じます。

「大人になってからでは上手くなれない」という思い込みはすごく根強く、子供の頃から始めた人との比較にして劣等感を抱いてしまう人が多くいらっしゃるように思います。

子供の方が一般的には早く上達する傾向はあるようですが、個人差はあります。

譜面が読めるようになるのは大人の方が早いですし、理論の理解は大人の方が有利です。

それでも、「大人になってからでは上手くなれない」と自信を無くしてる方は多いようです。

そんな方にこそ、福島聖子先生のレッスンはぴったりなんじゃないかと思います。

福島先生は、パリへの音楽留学の経験があります。

そこで経験した、講師と生徒の対等な人間関係に感銘を受けたそうです。

主体性を重んじるフランスの学びの環境の中で、他人と比較しない姿勢、自分の意志を大切にすることを学び、自己肯定感も高まったと言います。

福島先生のレッスンでは、フランスでの経験を活かし、生徒と講師の垣根をとっぱらい、ひとりひとりに秘められた音楽的可能性を伸ばすレッスンを心がけているそうです。

→子どもの想像力を育てる知育を取り入れたピアノレッスンで効果絶大！