神戸市灘区の音楽教室「サークル音楽教室」から音楽を発信しています!スタッフのきゃなです!
子どものピアノ、よくある質問「何歳からはじめるのがいいのか?」にお答えします。
子どもの音楽の習い事で、人気なのがピアノです。
ですが、子どもにピアノを始めさせたいと思っても、習い始めるのに、適した年齢について迷う方も多いのではないでしょうか?
早くから習わせないと、絶対音感などが身につかないと言いますし、早ければ早いほどいいと思われがちですが、年齢が低いと、集中力や指の筋力がまだ十分ではないこともあり、子どもにとってレッスンの時間が苦痛になってしまうという不安もあるかと思います。
今日の記事では、ピアノを習うベストタイミングや、子どもが楽しく音楽を学べるためのポイントについてご紹介します。
子どもにとっての「音楽のはじめの一歩」を踏み出すお手伝いができればと思います!
子どものピアノに関するお悩み、福島聖子先生にお答えいただきました!

月曜日と土曜日のこどもピアノレッスンを担当する福島聖子先生の写真
今日のブログ記事の内容は、月曜日と土曜日のピアノレッスンを担当されている、福島聖子先生へのインタビューを元に書かせていただいています。
神戸女学院大学音楽学部卒業後、渡仏。 パリ・エコール・ノルマル音楽院に留学。 パリにて「フランス-日本の交換演奏会」に出演。 ニース、ベルギー、スイスにて夏季国際ピアノアカデミーのマスタークラス受講、ディプロム取得。 2005年長野の安曇野コンサートホールにてソロリサイタル開催。 2012年世良美術館にてソロリサイタル開催。 ヒルトンプラザ大阪・トワイライトコンサート、NHK神戸クラシックスクエアコンサート、美術館コンサートの他、演奏会に多数出演。 10年に渡りピアノを弾く為の解剖学を学び、小さな手に合ったテクニックを学ぶ。
ピアノ講師として20年以上の経験があり、丁寧な指導に定評がある。
福島聖子先生のピアノ演奏ONE OK ROCK”Wherever You Are”
こちらは、福島聖子先生によるピアノ演奏で、ONE OK ROCKの”Wherever You Are”です。
ONE OK ROCKというと、ロックバンドですが、福島先生の繊細なピアノ演奏で、メロディーの美しさがとても引き立ちますね〜♪
子どもにピアノレッスンを始めさせる年齢は一般的には3歳からと言われている
さて、本題に入りましょう!
子どもにピアノを習い始めさせる適齢期はいったいいつなのか?
福島聖子先生によると、一般的に子どもにピアノを習いはじめさせる年齢は、早くて3歳からと言われています。
ですが、子どもによって発達のスピードは違うので、同じ年齢だからと言って、同じ教え方が良いとは限らないと言います。
そこは、先生が子どもの理解度を上手く汲み取って、その子に合ったレベルの課題を用意してあげるのが、大切だと言います。
福島聖子先生子どものピアノレッスンのこだわり①ひとりひとりに合わせたレッスン
福島聖子先生は、ピアノ講師としての長年の経験を活かして、子どもひとりひとりの理解度に合わせたレッスンを大事にされています。
小さな子どもにとっては、30分のレッスンをじっと大人しく座っているだけでも、とても難しいこと。
福島先生のレッスンでは、知育グッズをピアノのレッスンに応用した、オリジナルグッズを用意し、子どもが楽しく学べる工夫を凝らされています。
身近な野菜や果物のイラストが描かれたカラフルなグッズは子どもたちにとって、とてもわくわくするものです♪
その他、じっとピアノの前に座って鍵盤と向き合うだけでなく、体全体を使ったリズムの遊びで、音楽の知識を体で覚えていきます。

福島聖子先生のこどもピアノレッスンで使用する教材「ばななのうた」の写真

福島聖子先生のこどもピアノレッスンで使用する教材の写真

福島聖子先生のこどもピアノレッスンで使用する教材「リンゴの木」の写真
福島聖子先生子どものピアノレッスンのこだわり②子どもの自主性を大事にする
福島聖子先生のこどもピアノレッスンへのこだわりその2は、先生と生徒の垣根を越えて、子どもと対等な関係性を築き、子どもの想像力と自主性を大事にすることです。
上下関係が厳しい日本人にとっては、ちょっとびっくりなお話かもしれませんね。
実は、福島先生は音楽留学をきっかけに、フランスでの先生と生徒の対等な関係性に感銘を受けたと言います。
福島先生のフランスへの音楽留学のお話などについてはこちらのブログ記事で詳しくお話ししていますので、興味のある方はぜひ、お読みください。
→子どもの想像力を育てる知育を取り入れたレッスンで効果絶大!
今日のブログでは、簡単に触りだけをお話ししますと、
福島先生は、「日本のこれまでのピアノ教育のやり方では、1を2とか3にできる才能は育てられるものの、0から1を生み出すのは日本人の苦手とすることなのではないか」と思うようになったと言います。
フランス留学をきっかけに、0から1をできる才能は、育てられるのではないかと思ったのです。
日本の教育全般に言えることですが、なんとなく、レールに乗せられて、選択肢がないまま、発想が育たない教育が一般的です。
言われたことはすごく上手にできるのが日本人、だけど、それ以上のこととなるとどうすればいいのか分からなくなる。
特に、上級者の伸び代として0を1にする能力は必要不可欠だと福島先生は言います。
そういう理由から、福島先生のレッスンでは、子どもひとりひとりが、自分の意見や想いをのびのびと発言できる安心感を大切にするため、先生と生徒の垣根を越えて、子どもと対等な関係性を築くことに重きを置いていると言います。
それが子どもの想像力を育み、自主性のある人間へと成長させてくれると言います。
これは、ピアノだけでなく、勉強など、子どもの将来に役立つ能力と言えます。
ピアノレッスンは、親として子どもに、未来へと羽ばたく力を与えられる、最高の贈り物となるでしょう。
福島聖子先生によるピアノオリジナル曲の演奏「めぐり逢い」
最後に、福島聖子先生のピアノ演奏をお聞きください!
福島先生のオリジナル曲を披露してくださいました。
「めぐり逢い」は、コロナ禍での家族の大切さをテーマにした楽曲です。
コロナ禍において、多くの人々が家族や大切な人に会うことができず、特に老人ホームや入院先にいる家族に対する不安や悲しみが広がりました。
遠く離れた家族に会うことができない現実の中で、「もっと一緒に過ごすことができたのではないか」と感じた福島先生は、「そういう背景を曲に収めたかった」と話してくださいました。
「人に会えることが当たり前ではなく、非常に尊いこと」という福島先生のメッセージが響きます。
優しく切ないメロディが、家族との時間の儚さや、再び会えることへの希望を感じさせます。
ピアノの音色で描かれる繊細な感情が、聴く人の心に深く染み渡る作品です。
子どもピアノレッスン!まずは、無料体験レッスンへお申し込みください!
いかがでしたでしょうか?
今回は、福島聖子先生のインタビューをもとに、子どものピアノを始めるベストなタイミングや効果、そして一人ひとりに合わせた指導方法についてご紹介しました。
福島先生のピアノ教育への情熱と、フランス留学で得た経験を活かしたレッスンは、音楽を通じて子どもたちの個性や自主性を大切に育てています。
お子さんにとって、ピアノが楽しい学びの場となるよう、私たちも全力でサポートいたします。
レッスンに興味のある方やご質問がある方は、ぜひ「サークル音楽教室」までお気軽にご相談ください。