声楽レッスンで感じる成長!大切なのは才能?努力?|神戸市灘区サークル音楽教室

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あなたは天才型?努力型?成長を感じる声楽のレッスン!

神戸の声楽教室レッスン案内記事の写真で、杉浦希未先生の写真

声楽講師 杉浦希未先生

この間、最近サークル音楽教室で声楽のレッスンを受け始めたばかりの生徒さんが声楽講師の杉浦希未先生とのレッスンを終えて、出てくる場面に出くわしました。

 

「毎回、声楽レッスンで、ジムに行った時みたいにすっごく汗が出る〜」とおっしゃっていました。

杉浦先生「そうでしょう。歌っていると体がぽかぽかしてくるでしょう!」と楽しそうにお話ししていました。

 

お二人ともミッキーマウスのような裏声で話されていました。

なぜかと尋ねると「声楽で使う裏声の感覚がなかなか掴めないので、普段からミッキーマウスのような裏声で話す練習をしている」のだそうです。

スタッフさっちゃんも面白がって、ミッキーマウスのモノマネで加わり、サークル音楽教室はミッキーマウスだらけになりました!

なんともシュールな光景です。(笑)

 

実は、私きゃな杉浦先生に声楽レッスンを受け始めて1年半ほど経ちますが、レッスンを始められて間もない生徒さんのおしゃっていること、私も経験したので、すごく自分に重なって感慨深い気持ちになりました。

 

声楽は全身を使って歌うのが特徴

まず、「毎回、声楽レッスンで、ジムに行った時みたいにすっごく汗が出る〜」という感覚。

声楽は体を楽器に見立てて音を奏でるので、全身を使います。

そのため、喉の疲労は少ないですが、体力をめちゃめちゃ使います。

私の場合、声楽レッスンをはじめてからびっくりしたのが、レッスンのあと、めちゃくちゃお腹が空くということでした。(笑)

レッスンが終わるとお腹がぐーぐー鳴ります。(笑)

たった30分のレッスンなのに、最初はへとへとになっていました。

一方で、今までは体よりも先に喉が消耗して、歌い続けられないということが多かったのですが、杉浦希未先生のレッスンを受け始めてからその問題が解決しました。

それもそのはず、マイクのない時代からある声楽は、喉の負担を極限に抑えて、長く歌い続けるように発展しました。

杉浦先生の声楽レッスンで目指すのは、喉に負担の少ない発声法の習得です。

 

声楽は裏声(ファルセット)で歌うのが特徴

もうひとつ、声楽の大きな特徴は裏声(ファルセット)で歌うという点です。

声楽が裏声メインで歌うのは、声帯への負担を軽減するためでもあります。

普段私たちが話す時の声は地声(チェストボイス)なので、この声楽特有の力強い裏声の感覚を掴むのが、なかなか最初は難しいのです。

私も杉浦先生のレッスンを受け始めた当初はかっすかすの裏声でした(笑)

杉浦先生曰く「みんな最初は声楽の発声の感覚を掴むまでは苦労するみたいです。でも、自転車が乗れるようになる感覚に似ていて、一度掴んでしまえば、体が覚えているので、深く考えなくても自然とできるようになっていますよ。」とのこと。

私も声楽の発声法を習得するまで、1年くらいかかったように思います。

でも身についた今は、体が覚えてくれていて、「なんで今までできなかったんだろう?」と思うくらい、意識せずとも自然にできるようになりました。

声が体から空間全体に飛び出していくような、声楽の発声法を習得すると、めちゃくちゃ気持ちいいので、「声が小さい」とか「ハスキーボイス・ウィスパーボイス」などと言われるような方は、ぜひ一度杉浦先生のレッスンを体験して欲しいなと強く思います。

私はこんなに自分の声が変わると思っていなかったので、同じような体験を多くの方に味わっていただきたいと願っています。

 

歌のスランプと乗り越え方:天才型と努力型

神戸市灘駅前のサークル音楽教室声楽講師杉浦希未先生にインタビュー

神戸市灘駅前のサークル音楽教室声楽講師杉浦希未先生にインタビュー

 

杉浦希未先生とこんなお話をしました。

私:「杉浦先生はご自身がすごく歌が上手なシンガーなのに、私や他の生徒さんなど、”できない人”の目線に立って導いてくれるのがすごく上手な先生だなぁと感じています。

自身が上手でも、教えるのが上手じゃない人もたくさんいる中で、生徒さん目線に立って適切に指導ができるのは、きっと杉浦先生自身がすごく努力してきたんだろうなぁというのを感じます。」

杉浦先生:「そうね〜。私は天才型ではないからね。日々努力ですね!たまに良い声を持って生まれたような本当の天才に出会うことがあって、本当にそういう人を羨ましく思うのよね〜(笑)」

私:「やっぱりいるんですね!天才が!」

杉浦先生:「そうなの。でも、天才は天才なりに、どこかのタイミングで壁にぶち当たることが多いように思うの。そこで声楽をやめてしまう人も多いように感じます。でも、そこで踏ん張って、ちゃんと努力した人が一皮剥けて、素晴らしい歌い手になっていくのを見ます。やっぱりしっかり努力することを覚えた人は強いですね。」

 

なんとも深いお話が聞けました。

杉浦先生と「成長の仕方って、なだらかな上昇線ではなくて、ガタガタした階段状のグラフみたいですよね」というお話をしました。

壁にぶち当たっては、もがき苦しんで、ある日突然突破口が見える。

生徒の私であっても、プロの杉浦先生であっても、それは同じこと。

 

壁にぶつかる瞬間こそが成長のチャンスであり、そこから得られる喜びは何ものにも代えがたいものなのかもしれません。

 

なんだかとても励まされました。

杉浦 希未(すぎうら のぞみ)先生のプロフィール

大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。同大学院歌曲研究室修了。
ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科修了。
トリノ音楽院ビエンニョ課程歌曲科にて研鑽を積む。

2008年度ディヒラーコンクール第1位、日本トスティー歌曲コンクール2015 第6位、第3回日本のうたコンクール2016奨励賞、等受賞多数。
オペラでは「魔笛」パミーナ役、「フィガロの結婚」スザンナ役、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナアンナ役、「トゥーランドット」リュー役などで出演。これまでにプラハ、ウィーン、ザルツブルク、リンツ、グラーツ、ベルリン、トリノ、ミラノの各地でコンサートに出演。

2011年より4年間イタリアのプロ合唱団“Coro Ruggero Maghini“に在籍し、“RAI国立交響楽団“ や “Montis Regalis“ と共演。現在“神戸市混声合唱団”の正団員として毎月多数のコンサートに出演する傍ら、ソリストとしての演奏活動も積極的に行っている。

2020年8月28日、〈いずみホール〉にて日本演奏連盟主催リサイタル・シリーズOSAKAに出演予定。大阪音楽大学演奏員。

杉浦希未オフィシャルサイト 
HYPERLINK https://sugiura-nozomi-soprano.jimdofree.com/

 

杉浦希未先生の歌をお聞きいただきましょう!

オペラ界でも名高いプッチーニの傑作「トスカ」より、「歌に生き、愛に生き」(Vissi d’arte, vissi d’amore)です。

このアリアは、第2幕で主人公トスカが神に祈りを捧げるシーンで歌われる、非常に感情豊かな一曲です。

杉浦先生の歌唱によって、このアリアのもつドラマティックな世界観を見事に描き出していますね。

歌にすべてを捧げ、情熱的に生きるトスカの姿が、杉浦先生自身と重なるようです。

プロフェッショナルの技術と感性を体感するためにも、ぜひご覧ください!

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杉浦希未 先生 杉浦希未 先生

レッスン詳細

  • 月3回
  • 30分レッスン
  • 月謝 10.000円
  • 個人レッスン

 

 

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