神戸市灘区の音楽教室「サークル音楽教室」から音楽を発信しています!スタッフのきゃなです!
音楽で育む非認知能力!ピアノレッスンが与える驚きの影響

神戸のピアノ教室で子供の非認知能力を高める
今日のテーマは「ピアノと非認知能力」の関係です!
そもそも「非認知能力」とはなんなのでしょうか?
テストの点数やIQ、学力などを「認知能力」と呼ぶ一方、「非認知能力」は人間関係や自己管理能力、感情のコントロールといった、数値化が難しい内面的なスキルや能力を指します。
例えば、忍耐力や目標に向かってやり抜く力、コミュニケーション力、思いやり、自信、ストレスへの対処能力などが含まれます。
これらの能力は特に幼児期から学童期にかけて大きく成長し、その後の人生においても重要な役割を果たします。
今日は、「なぜピアノレッスンは非認知能力を育むのに最適か」についてお話ししたいと思います!
中村三郎さんが書いた「なぜ東大生の2人に1人はピアノを習っていたのか」という本を参考に執筆しています。

本書は、なぜ東大生にはピアノ経験者が多いのか、ピアノ演奏が右脳と左脳を刺激する仕組みなど、子どもの頃から音楽に親しむことでさまざまな能力やコミュニケーション力が高められる仕組みを解説している他、日本のピアノ教育の歴史などを解説しています。
その他、子ども時代に音楽系の習い事を経験した大人は幸福度が高い傾向にあることが明らかになったという興味深い研究結果*もこの本で紹介されていました。
*ヤマハ音楽振興会と慶應義塾大学大学院の前野隆司教授が2017年に実施した共同調査による
「ピアノと幸福度の関係」についてのブログ記事も書いていますので、興味のある方は下の下像をタップして記事をお読みください。
「非認知能力」はなぜ大事?
そもそもなんで「非認知能力」が最近注目されているのでしょうか?
「非認知能力」は、社会的成功や個人の幸福に大きな影響を与えるため、非常に重要です。
例えば、「非認知能力」が高い子どもは、学歴や年収、犯罪率の低さといった面で良い結果を出しやすいことが研究から明らかになっています。
これからの日本の超高齢化社会においては、知識やスキルだけでなく、生涯学び続けるための基盤としても「非認知能力」は非常に重要です。
ビジネスの世界でも、問題解決力やリーダーシップなど、「非認知能力」は今後ますます求められる力となります。
AI技術の発達により、これからの時代は「人間にしかできないこと」がますます重要になってきます。
認知能力、つまり暗記や計算などは、すでにコンピュータが得意とする領域です。
しかし、「非認知能力」はまさに人間ならではの力が発揮される部分であり、コンピュータには真似できません。
「非認知能力」には、豊かな情緒、他者との協調、創造力などが含まれ、これらはAIが提供することのできない、まさに人間独自の強みです。
これからの社会で求められるのは、知識やスキルだけでなく、「非認知能力」をしっかりと育んでいくことだとお分かりいただけるかと思います。
ピアノレッスンは非認知能力を高めるのに最適の習い事
では、どうやって子どもの「非認知能力」を高めればいいのでしょうか?
「非認知能力」を高める習い事はいろいろとありますが、中でもピアノレッスンは、「非認知能力」を高めるために非常に効果的な習い事だと「なぜ東大生の2人に1人はピアノを習っていたのか」の本の中で述べられています。
まず、ピアノはすぐには弾けるようになりません。
楽曲を習得する過程で、忍耐力や自制心が自然と培われます。
楽譜を読みながら演奏することで、視覚情報を動きに変換する能力が鍛えられ集中力が養われます。
さらに、暗譜して演奏することで記憶力が強化され、脳の機能が全体的に向上します。
その他、コミュニケーション能力の向上もピアノレッスンを受けた子どもの中で見受けられます。
これは、先生や他の生徒と触れ合う中で、自然とコミュニケーション力を育むのと、ピアノ演奏が感情を表現する手段であることから、創造性や社会性も同時に向上すると考えられます。
これらの能力は、学業や将来の社会的成功にも大いに役立つ要素です。
ピアノを習うことは、ただの音楽的なスキル習得にとどまらず、”生きる力”を育む重要なステップと言えます。
リベラルアーツ(教養教育)の一環として重要視されているピアノレッスン
最近では、ピアノや音楽教育がリベラルアーツ(教養教育)の一環として重要視されていると「なぜ東大生の2人に1人はピアノを習っていたのか」の本の中で述べられています。。
リベラルアーツは、幅広い知識やスキルを育むことを目的としており、単に専門的な知識にとどまらず、批判的思考、創造性、コミュニケーション能力、倫理観など、社会で活躍するために必要な総合的な能力を養うことを重視します。
ピアノを含む音楽教育は、まさにこれらの力を養うのに非常に効果的です。
音楽は、集中力や記憶力、自己管理能力を高めるとともに、感情を表現する力や他者との協調性を育むため、リベラルアーツの重要な要素とされています。
最近の教育動向では、テクノロジーやビジネスの知識に加えて、人間らしい感性や創造性がますます求められるようになり、ピアノや音楽教育がその基盤を作る重要な役割を果たしていると認識されています。
海外の有名大学は、リベラルアーツの一環としてピアノの授業を取り入れている大学が増えているそうです。
音楽はグローバルなコミュニケーションの手段としても有効で、異文化理解や共感力を高める点でもリベラルアーツとして価値があります。
ピアノが発展したヨーロッパだけでなく世界中で愛されるピアノを習うことで、グローバルな価値観を身につけられるでしょう。
サークル音楽教室では経験豊富なピアノ講師が在籍しています!
今日は「ピアノと非認知能力」の関係についてお話しさせていただきました。
サークル音楽教室では、子ども向けのピアノレッスン生を募集中です!
当教室には指導経験豊富で、子どもたちに寄り添うことが得意なピアノ講師が多数在籍しています。
一人ひとりのペースや個性を大切にしながら、音楽の基礎から楽しく学べるレッスンを提供しています。
初めてピアノに触れるお子さまでも安心して通える内容で、音楽を通じて表現力や集中力、達成感を育むことができます。
発表会や音楽イベントなどを通じて、成長やステージに立つわくわくも体験していただけます!
お子さまの「音楽が好き!」という気持ちを大切にしながら、ピアノに挑戦してみませんか?
ぜひ一度、無料体験レッスンにお越しください!