神戸市灘区の音楽教室「サークル音楽教室」から音楽を発信しています!スタッフのきゃなです!
ポップスに大事な裏拍のピアノリズム感トレーニング方法
クラシックピアノを長年学んできた方の中には、「ポップスを弾くと、なぜかノリが出ない」「伴奏をするとカッコよくならない」と感じる方が少なくありません。
その最大の原因のひとつが 裏拍(バックビート)のリズム感 です。
クラシックでは表拍を大切にする一方、ポピュラー音楽では裏拍が音楽の推進力とグルーヴ感を生み出します。
この記事では、ポップスに必要な裏拍のリズム感を養うためのトレーニング方法をご紹介し、併せて実践的に学べるサークル音楽教室が制作した「ピアニストのためのリズムトレーニング」教則本をご案内します。
✅クラシック出身のピアニストがポップスを苦手に感じる理由
✅「裏拍」とは何か?なぜポピュラーピアノに必須なのか
✅今まで一般的に行われてきたリズムトレーニング方法
✅その練習法の限界と課題
✅『ピアニストのためのリズムトレーニング』教則本でできる革新的な学び方
✅美しい楽曲を通じて楽しみながら裏拍感覚を体得できる方法
✅実際の練習例と導入のステップ
クラシックピアノ出身者がポップスのリズムでつまずく理由
クラシック音楽では、フレーズの流れや拍の頭の強弱を重視する傾向があります。
演奏解釈の幅は広いものの、多くの場合「1拍目」「フレーズの頭」を意識して構築するのが基本です。
そのため、クラシックの訓練を積んだピアニストほど 表拍に強く依存する癖 がついているのです。
一方でポピュラーピアノやジャズ、ラテンなどの音楽では、裏拍がグルーヴの要 です。
リスナーは裏拍に身体を揺らし、ドラムやベースが刻むリズムに心地よさを感じます。
表拍主体の感覚しかないと、伴奏やソロを弾いても「軽快さがない」「重たい印象」になってしまいます。
今までのピアノのリズム感|一般的な練習方法
これまでピアニストたちが裏拍を鍛えるために行ってきた方法を4つご紹介します。
(1)メトロノームを裏拍に設定する
メトロノームを鳴らし、それを「裏拍」とみなしながら演奏する方法。
シンプルで効果的ですが、単調さゆえに長続きしにくいのが難点です。
(2)手拍子・足踏み練習
裏拍で手拍子や足踏みをしながらフレーズを弾く方法。
身体でリズムを感じる点では有効ですが、曲と直接つながらないため「実践的な感覚」に結びつきにくい場合があります。
(3)リズム課題譜の練習
四分音符、八分音符、シンコペーションなどのリズム課題を譜面で練習する方法。
理論的理解にはつながるものの、どうしても「訓練」感が強く、モチベーションを維持しづらいのが課題です。
(4)ジャズやラテン曲を真似る
既存のポップス・ジャズ曲を聴いてコピーする練習。
裏拍感を自然に身につけることを目指しますが、コピー自体が難しく、途中で挫折する人も少なくありません。
これらのピアノのリズム感練習法の限界
どれも裏拍感を鍛えるために考案された方法ですが、「単調で続けにくい」「理論と実践が分断されている」という弱点があります。
結果として「わかるけど、実際に音楽で使えない」というジレンマに陥る人が多いのです。
これらのリズム練習って地味でつまらないですよね?
ここまでご紹介した方法は効果はあるものの、どうしても退屈に感じてしまうことが多いのではないでしょうか?
リズム感は身体で楽しみながら身につけるのが理想ですが、単調なトレーニングではその楽しさを感じることが難しいのです。
そこでおすすめなのが、パーカッショニストであり、サークル音楽教室の校長でもある冨士正太朗氏が考案した『ピアニストのためのリズムトレーニング』です!
教則本「ピアニストのためのリズムトレーニング」で学べること
市販されているリズム教材の多くはドラムや打楽器向けで、ピアニスト専用のものは限られています。
「ピアニストのためのリズムトレーニング」は、まさにクラシック出身のピアニストが 裏拍の壁を乗り越える ために設計された実践的な教則本です。
「ピアニストのためのリズムトレーニング」の魅力
✅ピアノ演奏に直結するリズム課題
✅ボディムーブメントレッスンを取り入れた裏拍体感練習
✅実際のポピュラーパターン(バラード、ジャズ、ラテンなど)を用いた練習
✅アンサンブルを意識したパーカッションカラオケ音源収録
✅世界的作曲家小野田享子氏作曲の25曲の美しい練習曲
「裏拍を感じる」から「裏拍で演奏できる」へと橋渡ししてくれる内容になっています。
■ 考案者:冨士正太朗氏 ― 打楽器奏者の目線で生まれたピアノリズムトレーニング
この教則本『ピアニストのためのリズムトレーニング』を考案したのは、パーカッショニストであり、サークル音楽教室の校長でもある冨士正太朗氏です。
リズムの専門家としての知見を活かしつつ、長年プロのピアニストや打楽器を習いにくるピアニストの生徒と接する中で感じた「ピアニストならではのリズムの課題」を的確にとらえ、ピアノ演奏に必要な“音楽的なリズム感”を養うメソッドを構築しました。
『ピアニストのためのリズムトレーニング』は単なる打楽器的なトレーニングではなく、ピアニストがより豊かな演奏表現を身につけられるよう、メトロノームやパーカッション音源、ボディームーブメントの活用まで細やかに設計されています。
■ 作曲:小野田享子氏 ― 練習曲の域を超えた、芸術的なリズムの世界
本書に収録された全25曲を作曲したのは、作曲家・ピアニストの小野田享子氏。
クラシックの豊かな響きと、現代的な感性を併せ持つ小野田氏の音楽は、単なるリズム練習の域をはるかに超え、弾く人の感性を揺さぶる芸術作品に仕上がっています。
ひとつひとつの楽曲には、それぞれのリズム課題が自然に織り込まれ、練習しながら音楽的な表現力が養われる構成となっています。
ピアノを弾く喜びを感じながら、心地よく、そして確実にリズム感が磨かれていく――そんな作品が、あなたを待っています。
小野田さんに、『ピアニストのためのリズムトレーニング』教則本の制作秘話を伺ったインタビュー記事はこちら。※画像をタップして記事をお読みください。
この記事は、YouTube動画の内容を文章にまとめたものです。
動画でご覧になりたい方はこちら↓
『ピアニストのためのリズムトレーニング』サンプル音源
ピアニストのためのリズムトレーニング教則本の使い方ガイド!
本書の使い方を動画でご覧になりたい方はこちら↓
まとめ
クラシック出身のピアニストにとって、ポピュラー音楽での裏拍習得は避けて通れない課題です。しかし、それは決して「才能」ではなく、トレーニングで確実に改善できる能力 です。身体を使い、裏を感じる練習を積み重ねることで、演奏の世界は一気に広がります。
「ピアニストのためのリズムトレーニング」は、その第一歩を確実にサポートしてくれる教材です。もしポピュラーやジャズのリズムに苦手意識があるなら、この本を活用して裏拍の世界に飛び込んでみてください。きっとあなたの演奏が「聴いて心地よい音楽」へと進化するはずです。
商品詳細・購入方法
🎼 教則本タイトル:『ピアニストのためのリズムトレーニング』
- 全25曲収録
- 作曲:小野田享子
- 練習音源制作:冨士正太朗(パーカッショニスト)
- 難易度:上級者以上
- 全国発送対応
📖 教則本価格:2,500円(税込)
📦 送料(レターパックライト):430円
💳 合計:2,930円
※大変恐縮ですが、送料・振込手数料はご負担いただいております。
『ピアニストのためのリズムトレーニング』レッスン案内
サークル音楽教室では、対面でのリズムトレーニングも行っております。
冨士正太朗先生または認定講師とのセッションで、リズムをより身近に感じ、楽しみながらリズムを習得していただきたいと思っております。
ぜひ、対面でのレッスンにも足をお運びください。
『ピアニストのためのリズムトレーニング』のYouTube告知動画はこちら!
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