日本のピアニストに足りない”リズム感”とは?テンポ感との違いについて【ピアニストのためのリズムトレーニング】

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日本のピアニストに足りない”リズム感”とは?テンポ感との違い!効果的な練習法は?

テンポ感とリズム感の違いピアノのリズムトレーニング


今回は、クラシックピアノを長年続けてきた方や、最近ポピュラー音楽の演奏に挑戦しはじめたプロのピアニストや、ピアノ上級者のみなさまにぜひ読んでいただきたい記事です!

こんなこと、思ったことありませんか?

  • 「譜面通りに弾いてるのに、なんだかノリが出ない…」

  • 「ポップスやジャズを弾いてみたいけど、リズムが難しい」

  • 「メトロノームにはぴったり合わせているのに、グルーヴ感が出ない」
  • 「リズム感って、テンポ感とどう違うの?」

これ、すごーく多くのピアニストさんが感じている”あるある”なんです。

今日は、そんなお悩みに答えるべく、「リズム感とテンポ感の違い」「なぜ日本のピアニストはリズム感に苦しみやすいのか」、そしてその改善のためにぜひ手に取ってほしい教則本「ピアニストのためのリズムトレーニング」について、ご紹介していきます💡

「テンポ感」と「リズム感」って、どう違うの?

「テンポ感がある」と「リズム感がある」って、なんとなく似てるようで、実は違うものなんです!

混同されがちなテンポ感とリズム感の違いを見ていきましょう!

テンポ感とは?

➡ 曲の速度(テンポ)を一定にキープする力
メトロノーム通りに安定して弾けるかどうか、という感覚ですね。クラシックの訓練ではこのテンポ感をとても大事にします。

リズム感とは?

➡ 音の「ノリ」「間合い」「グルーヴ」を体で感じて表現する力。
たとえば同じ8分音符でも、クラシックとジャズではまったく違うノリになりますよね?

つまり、テンポ感は「正確さ」、リズム感は「表現のニュアンス」なんです。

リズム感が鍛えられていないと、どうなる?

クラシック出身のピアニストさんがポピュラーやジャズを弾くとき、

「なんか、譜面通りに弾いてるはずなのに…ノリが出ない」
「録音を聴くと、なんだかぎこちない」

という経験、ありませんか?

これは、楽譜に書かれていない「リズムのニュアンス」を体で感じられていないことが原因です。

特に日本の音楽教育では、視覚的な譜面の正確性を重視する傾向が強く、耳と体を使ってリズムを感じ取るという訓練が不足しがちなんです。

リズム感を鍛えるにはどうすればいい?

「リズム感を鍛えるには、手拍子やメトロノームを使うといいよ」
って、よく言われますよね。

でも、正直に言って——
それだけでは足りません💦

手拍子の練習は、確かに拍を正確に感じる訓練になりますが、それだけでは音楽の中でリズムをどのように「揺らすか」「乗るか」までは身につかないんです。

しかも、ピアニストが手拍子だけうまくなっても仕方ない!笑
やっぱり「ピアノを使ってリズム感を鍛える」のが一番効率的で実践的なんです。

サークル音楽教室発!【ピアニストのためのリズムトレーニング】登場!

『ピアニストのためのリズムトレーニング』表紙画像

🎼「ピアノでリズム感を鍛える」ことに特化した教則本が、ついに完成しました!

この教則本、ただのリズム練習本じゃありません✨
特にクラシック出身のピアニストが「グルーヴ」を体で感じられるように、緻密に設計されているんです。

教則本のここがすごい!

全25曲のオリジナル楽曲(作曲:小野田享子さん)
クラシックや現代音楽の美しさを保ちつつ、グルーヴ感満載のオリジナル曲だから、練習が楽しい!

パーカッション付きマイナスワン音源付き(制作:冨士正太朗さん)
パーカッション+メトロノームの音源を聴きながら練習できるから、体でリズムを感じながら弾ける!

音源のスピードは調整可能!
難しいところはゆっくり練習→徐々に速くしていけるので、安心して取り組めます♪

リズムを「感じる」ためのボディムーブメント練習も紹介
手拍子だけじゃなく、体を使ってリズムを取り入れるアプローチも解説!

【ピアニストのためのリズムトレーニング】紹介動画

■ 考案者:冨士正太朗氏 ― 打楽器奏者の目線で生まれたピアノリズムトレーニング

『ピアニストのためのリズムトレーニング』考案者冨士正太朗氏の写真

この教則本『ピアニストのためのリズムトレーニング』を考案したのは、パーカッショニストであり、サークル音楽教室の校長でもある冨士正太朗です。

リズムの専門家としての知見を活かしつつ、長年プロのピアニストや打楽器を習いにくるピアニストの生徒と接する中で感じた「ピアニストならではのリズムの課題」を的確にとらえ、ピアノ演奏に必要な“音楽的なリズム感”を養うメソッドを構築しました。

『ピアニストのためのリズムトレーニング』は単なる打楽器的なトレーニングではなく、ピアニストがより豊かな演奏表現を身につけられるよう、メトロノームやパーカッション音源、ボディームーブメントの活用まで細やかに設計されています。

■ 作曲:小野田享子氏 ― 練習曲の域を超えた、芸術的なリズムの世界

『ピアニストのためのリズムトレーニング』作曲担当。作曲家・ピアニストの小野田享子氏の写真

本書に収録された全25曲を作曲したのは、作曲家・ピアニストの小野田享子氏。

クラシックの豊かな響きと、現代的な感性を併せ持つ小野田氏の音楽は、単なるリズム練習の域をはるかに超え、弾く人の感性を揺さぶる芸術作品に仕上がっています。

ひとつひとつの楽曲には、それぞれのリズム課題が自然に織り込まれ、練習しながら音楽的な表現力が養われる構成となっています。

ピアノを弾く喜びを感じながら、心地よく、そして確実にリズム感が磨かれていく――そんな作品が、あなたを待っています。

小野田さんに、『ピアニストのためのリズムトレーニング』教則本の制作秘話を伺ったインタビュー記事はこちら。※画像をタップして記事をお読みください。

ピアニストのためのリズムトレーニング小野田享子インタビュー

この記事は、YouTube動画の内容を文章にまとめたものです。

動画でご覧になりたい方はこちら↓

あなたの音楽に“ノリ”を。ピアノにグルーヴを!

リズム感って、センスや才能じゃありません。
正しい方法で練習すれば、必ず身につきます!

「譜面通りに弾いてるのに、なぜかノれない…」と感じているあなた。
ピアニストとして、もう一段階上の表現力を手に入れるチャンスです。

商品詳細・購入方法

🎼 教則本タイトル:『ピアニストのためのリズムトレーニング』

『ピアニストのためのリズムトレーニング』表紙画像

  • 全25曲収録
  • 作曲:小野田享子
  • 練習音源制作:冨士正太朗(パーカッショニスト)
  • 難易度:上級者以上
  • 全国発送対応

📖 教則本価格:2,500円(税込)
📦 送料(レターパックライト):430円
💳 合計:2,930円

※大変恐縮ですが、送料・振込手数料はご負担いただいております。

ご注文・お問い合わせフォームはこちらをタップしてください

『ピアニストのためのリズムトレーニング』レッスン案内

サークル音楽教室では、対面でのリズムトレーニングも行っております。

冨士正太朗先生または認定講師とのセッションで、リズムをより身近に感じ、楽しみながらリズムを習得していただきたいと思っております。

ぜひ、対面でのレッスンにも足をお運びください。

詳しくはお問い合わせフォームにてお問い合わせください

『ピアニストのためのリズムトレーニング』商品詳細紹介ブログ記事はこちら!

※画像をタップして記事をお読みください

ピアニストのためのリズムトレーニング教則本発売

『ピアニストのためのリズムトレーニング』のYouTube告知動画はこちら!

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